1つ

22/31
前へ
/401ページ
次へ
「幸希弱くね??(笑)」 「…うん(笑)」 「は、次勝つし!!」 「アッハッハッハッ……」 二階からは三人の楽しそうな声が聞こえる。 早くあそこに行きたい。 「羨ましいでしょ??君は苦しんでるのに誰も助けにこない」 「はあぁぁ…ひいぁぁ…」 「ほら、辛いでしょ??」 また『それ』を動かす。 「だあぁあぁあぁ!!」 それに応えるように痛みが全身を駆け巡る。 「誰も助けてくれない。」 奴は俺の心臓だと思われる物を掴んだ。 「ぎょあぁうぇぁあぁ!!」 「これが現実」 「止めでぐでぇぇえぇぇ!!」  
/401ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加