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「誰か来たっぽくない??」
「…」
俺はあの夢がフラッシュバックした。
不気味な少年の声。
内臓を抉れる痛み。苦しみ。
真っ赤な白い腕。
全てを思い出し、恐怖で手が震え出してしまった。
「お前早く出てこいよ」
「まぢで…行きたくねぇ」
「…どうした??」
「さっさと行ってこいよ」
「じゃあ俺行こうか??(笑)」
「なんで幸希が行くんだよ」
「…圭太が行きたくないなら行ってもいいと思う」
結局俺は動くことができず、恭介の押しもあり幸希に行ってもらうことにした。
無論、守はいろいろ言っているが…
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