1つ

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俺はその黒い一枚のボードを二枚にした。 「あぁ-…春野何壊してんだよぉ-」 「幸希早とちりしすぎ、これはただのケースだって」 「え…??」 そう、ただの黒いケース。 しかもかなりがっちりしている。 外からじゃケースだとは、分からない。 ただの黒いボードにしか見えない。 「なんでこれがケースだってお前は分かったよんだよ」 「守がさっき幸希から取ったとき机にぶつけたろ??」 「あ、バレてた??(笑)」 「そんとき音が若干籠もってたんだよ。んで側面調べたら案の定仕掛けがあったって訳♪」 「なるほど…さすが圭太だな…」 「まぁともかく、中身なんなんだよ??」  
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