1つ

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「それは俺にも分かんねえ(笑)」 「…確かにこれじゃ分からない」 中に入っていたのは…まさに黒いボードだった。 たださっきみたいに無地ではなく、マス目がふられていた。 「あ!!」 「なんか見つけたのか??」 「これがスイッチじゃね??」 幸希が指差す先のマス目には、黒で文字が書かれていた。 「ナイスだ!!」 「…流石」 どうやら書いてあるのはその1マスだけっぽい。 「でもなんて書いてある??」 「ん--…読みづらい」 「…横からなら、分かるんじゃない?」 「なるほど!!」 恭介の提案でみんなが首を傾けて、光を反射させて文字を解読した。 「えっと…」 「イ-とエヌとぉ…??」 そこに写し出された文字は…  
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