1つ

8/31
前へ
/401ページ
次へ
---------土曜日 俺は幸希と恭介を駅まで迎えに行った。 というより駅から家まで遠いから親に車を出してもらったのだが。 「あ、あれだ!!呼んでくる」 「はいよ」 助手席の扉を開け外に出た。 2人は駅前のコンビニの前にいた。 いや…近くにもう一人いる気がする。 「おは-」 「…あ、おはよ」 「うっす」 気のせいではない。 2人の後ろに誰かがいる。 「んで…なんで守もいんだ??」 「よぉ(笑)」 「…ヒマだったらしいから連れてきた(笑)」 「んだよ-(笑)」 「まぁいいんじゃね??」 「ったく…んじゃ行くか!」 三人を連れて親の車へと向かった。 「ん??」 ふと気づいた。 なぜ俺は駅を見たか分からない。 これは偶然なのか必然なのか。
/401ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加