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彩は、薫と同じテニス部だ。
薫は、そこで繋がり仲良しになった。
薫と部活の為、テニスコートに行った…
彩は、また別に楽しみを待っていた。
琉クンの部活姿を見れるのは最もだが、美喜も同じテニス部な為、日頃の話も聞けるからだ…
今の彩は、琉クンの話を何気ない事でも知りたかった。
知って少しでも琉クンとの距離を縮めて…そして、そして…
彩は、自分の中の恋心にぽっと頬を赤らめた…
テニス部顧問の前田先生は、来て早々顔が真っ赤な彩に
「田島~!どぅした?体調悪いんじゃないか?」
心配そうな顔で彩に言った。
「いえ、大丈夫ですっ!
少し走って来たからだと…」
彩は、ぴしっとした姿勢で強く答えた。
『体調悪いって思われたら、帰る事になっちゃう!琉クンのサッカー姿を見たい…っ!』
彩が答えた姿を見て、前田先生は、
「大丈夫そぅだな…「じゃあ、練習するぞ~!」と皆にも言って召集を掛けた。
皆が前田先生の前に集まる。
前田先生は、今日の練習内容を告げると、部長の所に行き素振りの練習のサポートをしている。
彩と薫…美喜は、横に並んで練習を開始した。
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