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「あっ…あの‥、こないだはありがとう…!」
自分が言うのが、言っては居るものの実際に頭は真っ白でその場にバタンと倒れこみそうだった。
「おうっ!でも…大したこと言ってないけどっ!」
琉クンは、笑顔で答えてから自分の髪をカジガシかきながら照れてる様子で言った。
「そんな事無いッ!
とっても嬉しかったんだぁ~!」
言った彩は思わず、しまったと汗をかいた。
『琉クンに思わず、嬉しかったなんて気持ちを出しちゃった‥まだ告白は気持ち出来てないんだから直ぐに気持ちは出さないって決めたのに…。』
彩は思わず焦ったが、次の琉クンの返事に思わずうっとりしてしまう。
「いや~、俺っ!彩チャンが引いちゃったかなって思ってたから、嬉しかったって聞いて安心したよ!」
琉クンは、素直に笑顔で言った。
琉クンの素直で優しい甘い声に引き込まれちゃいそうな、心の中が目の前に居る琉クンでとにかくキラキラと輝いていた。
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