新学期

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皆も彩と同じ気持ちの様で、 塩川先生に笑顔いっぱいで ニコッと見ている姿がそこ には有った。 「俺、また塩川で良かった~!」 幼なじみの愁が言うと、 他の子達も話しだした。 「私は、尋と麻衣が同じクラスだったからワクワク~♪♪」 「何かさ、仲良いクラスになりそぅじゃね??」 一年の時に違うクラスだった、果穂と陸が満遍の笑みで言った。 「こら~、愁!塩川じゃなく、塩川先生だっ!」 怒りも優しいその先生は、 彩のお姉ちゃんも担任して 貰った事の有る評判も良い 先生だった。 愁が、「はぁ~い!♪」 っと、怒られてるのを理解 してないのか位の明るい返 事をした後、また塩川先生 の口が開いた。 「じゃあまず、自己紹介をしよう!」 そう言うと、黒板に向かい、 あいうえお順の席の横に有 る縦長のスペースにチョー クで、      名前   好きな食べもの   嫌いな食べもの      クラスの仲間へ一言 と書いて、チョークを置き私達へ右から順にと言った。
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