いつどこで誰に会えるかなんて分からない

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一人で家に考える途中、道路に落ちている石ころを蹴りながら歩いていた。 長い間それを蹴っていると、石をたまに蹴り損ねたりした。やけになって思いっきり蹴ってみる。石は道の横の下水道の中に落ちていった。 考えることは今日も何もなかったとかネガティブって言われるようなこと。あたしの生活はただ単純な生活。たんたんと続く。学校に行って、人と適当に話して、家に帰ってくる。これの繰り返し。小学生でこんなこと考えてるのはさめているのかな。でも、あたしは来年で中学生になる。だけど、周りには大人ぶってると思われてるみたい。普通にいままで生きてきたんだけど。普通に幼稚園に通って、小学校にあがった。 普通だ。普通すぎる日々。 だけど、今日はあの日だ。
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