始まり

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え?俺の心を普通に読んだ? 笑顔で神様は言う。 「ええ。神ですから、出来ますよ?」 うっわあ。本物? 神様は苦笑して言う。 「はい。本物ですよ。で、お願いなんですが、貴方には今から行く世界を安寧に導くようにして欲しいのです。」 俺は驚愕の表情をする。 「は?俺が?何で?」 まるっきりゲームの勇者じゃん? 神様は笑顔で言う。 「そうですねえ。近いかもしれません。 勿論。その為に必要な能力は特別に付与させて貰いますから。」 そう言って何故か満面の笑みで言う。 「お願い出来ますよね?」 俺はその笑顔に背筋が寒くなるのを感じた。
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