始まり

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拒否権は・・・・・・・無さそうだよな? 「そうですね。ありません。」 俺は溜息をついた。 「判った。でも・・・・・・俺に出来るのかな。そんな事・・・・。」 その言葉に神様は満面の笑顔で言う。 「大丈夫ですよ。その為の力を授けますし、お詫びも兼ねてサービスさせて貰いますから。」 俺は眉を寄せる。 サービス?嫌な予感しかないのは気のせいかな。 「気のせいです!」 うううう・・・・・・一々、俺の心の声に反応しないでくれ。 「無理ですね。神ですから。聞こえてしまうのですよ。」 神様の言葉に俺は溜息をついた。 「そうですか。では。どんな力を?」 神は俺の問い掛けに満面の笑みで言った。
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