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気がついた時。
俺は2歳位の子供になっていた。
この世界での俺の名は
・・・・・・コウ・ジン・ロハス。
小さな村の長の息子として生まれていた。
村は貧しく、その日の生活をするのが精一杯だった。
俺は何時も、籠に入れられたまま小さな畑の傍に置かれていた。
何故なら、その畑で両親や兄弟が作物を作って居たから。
俺はどうやらまずは、この村を豊かにする事から始めなくてはならないようだ。
何時も、俺の傍で俺を護るように横に寝そべるウォルフを見つめた。
まるで狼に似ている獣だが魔物の一種で結構賢い。
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