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「えと。村の皆の畑全部を父の畑のようにして欲しいって事ですよね?」
そう言って首を傾げる俺に村人達は驚愕の表情をする。
「な!本当にコウ君なのか?」
「全然様子が違わないか?」
「急に賢くなったのか?」
「信じられない・・・・・。」
俺は困ったように父を見る。
父は、笑顔で言う。
「コウ。お前の言った通りだよ。
皆。家の畑を見て驚いたらしい。」
俺は頷いて言った。
「ですよね。明日、琥珀と回って来ようかなと思っていたんですけど・・・・・・・・良いですか?」
その言葉に父は心配そうに言った。
「大丈夫か?」
俺は笑顔で言う。
「はい。平気です。琥珀って強いですよ?僕の使い魔になってくれたのですよ。
だから、僕を護ってくれると言ってくれました。」
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