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俺の言葉に、周囲の大人達は驚愕の表情になった。
「使い魔だと?ウォルフが?」
「才能があるかと思ったのに、ウォルフ位なのか?使い魔は・・・・・・。」
(ふ~ん。ウォルフが使い魔ってのは大した事ないんだ。)
俺は、思わずクスクス笑っていた。
「コウ?」
俺は笑顔で言った。
「琥珀は・・・・・・唯のウォルフではありませんよ?」
俺がそう言って庭の方を見る。
全員が釣られるようにそちらを見ると其処にはキチンと座った琥珀がいた。
村人は警戒するように琥珀を見る。
俺は立ち上がると琥珀の近くに行って頭を撫でながら言った。
「僕・・・・・・・琥珀が唯のウォルフだって言われるのって心外なんですけど?」
琥珀に言うと琥珀は口元を歪めて言った。
「思う奴には思わせておけば良い。」
琥珀が話した事で全員が驚愕した。
「「「「「「「ええ!!!!!」」」」」」」」
悲鳴のような声が上がった。
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