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その時、優しい風が吹き甘い香が周囲を満たす。
そして森から光の道が庭に降りて来た。
呆然と全員が見詰めていると、森の方から光に包まれた人達が滑るようにやって来た。
呆然と見つめる俺達の所にやって来ると頭を下げて来た。
「世界の愛とし子に祝福の品をお届けに参りました。
どうか、お受け取り下さい。」
俺は、苦笑した。
どうやら、神のつけたサービスの一つだと判ったからだ。
俺は笑顔で言った。
「ありがとう。森の護り人。喜んで戴きます。」
そう言って最高の笑顔をする。
すると、精霊達は顔を真っ赤にして歓喜の表情になった。
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