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そこには神々しい光に包まれた絶世の美形がいた。
俺でも見惚れてしまうほどだった。
頬を思わず染めて呆然と見詰めていたらその美形は笑みを浮かべて指を鳴らす。
すると目の前に応接セットとテーブルの上には紅茶にクッキーが置かれていた。
「まあ。座って下さい。
貴方の置かれている状況を説明しますから」
その言葉に俺は正気に戻り、気がついて言った。
「え?あ?俺の名?」
俺の言葉に美形は笑顔で言う。
「その事も含めてご説明致します。お座りください」
俺は、有無を言わさぬその様子と迫力に押されて無言でそのソファに座った。
俺の前に、その美形とさっきの天使が座る。
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