始まり

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天使は怒った様子のまま、座るがそのまま目の前の紅茶を飲み、クッキーをパクパクと食べ始める。 そんな天使の様子に美形は溜息をついて言う。 「ウリエルちゃん?いい加減にしないと怒りますよ?」 美形の言葉にビクン!と身体を跳ねさせる天使。 「だってえ!」 「だってでは、ありません!あなたのせいでしょう?」 美形の言葉に天使は頬を膨らませる。 「こいつが勝手な事をしなかったら、良い事でしょう! 私のせいじゃないもん!」 そう言ってまたクッキーを齧る。 美形は大きな溜息をついた。
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