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美形は俺の方を向いて言った。
「まずは、お詫びしますね。光さん。貴方の人生を歪めてしまった事を」
俺は驚愕の表情をする。
「え?」
美形は苦笑して言う。
「貴方は、まだ死ぬべき時ではなかったのですよ。
まさか仕事中の天使の姿を見る事が出来る者がいるとは思いませんでした。
貴方が助けたのは、このウリエルちゃんなんですよ」
「はあ?」
俺は驚愕の表情でクッキーを頬張る天使を見た。
「何よ!あんたが勝手な事するから悪いんでしょ!」
「は?勝手な事って何だよ!目の前で高校生が死にそうになってんだ。
助けようって思うだろ!普通!」
俺の言葉に天使は眉を寄せて言う。
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