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APHキャラが『同一視』をする場合
「ママー!見てなのですよ!」
「あれ?ピー君、どうしたのその眼鏡」
「へっへーん、パパの真似ですよ!」
「ベーさんの?」
「そうなのですよ!ピー君はいつか、パパように大きくて立派な人になりたいのですよ!だから、パパの格好をして立派な人になってみたのですよ!」
「体はまだまだ子どもだけど、いつかきっとピー君も立派な人になれるよ!」
「ママもそう思うのですか?」
「うん!ピー君ならできるよ!」
「そうですか!じゃあピー君は次に、パパみたいに背の高い人になるために牛乳をたくさん飲むですよ!ママ、明日は楽しみにしてるですよ!」
「ピー君!それはさすがに無理があるから!!」
自分の欲求が満たされなくても、心理的に自分に近い他人の行動をあたかも自分のことのように感じて、欲求が満たされているように感じること。これを『同一視』、または『同一化』と言います。
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