―Prologue―

2/2
746人が本棚に入れています
本棚に追加
/143ページ
今でも蘇る、あの日の記憶。 「高杉です」 「入江です、」 「吉田ですっ」 ─風のように俺たちの前に現れて、 「じゃ、またどこかで。」 ─風のように俺たちの前から去っていった。 君たち…いや、"君"が居なくなってからの毎日は何だか心にぽっかり穴が空いたみたいで 凄く凄く、寂しかった。 授業中、休み時間、放課後… いつもいつも目が行っていた一番後ろの席。 そこにはいつまで経っても誰も座らずに、そこだけがぽっかり空いていた。 俺の心と同じだ。 ねぇ高杉、 今君はどこで何をしているの? 俺の近くになんて居る筈の無い君を、馬鹿みたいに探してる。 会いたいよ高杉… 会いたい。 .
/143ページ

最初のコメントを投稿しよう!