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宴会はそれはもう盛り上がった。
酒が入れば踊りだす輩が出るわ、酔ったじじいが若い娘に手を出そうとするわ、仕舞いには男も女も全員ではだか踊りをはじめるわ・・・・・・
何かとインパクトの強い宴だった。
翌朝、昨晩の自分の行為を思い出して恥ずかしがったり笑いあったりしている様子を見ていると、昨日の嫌な予感はやはり予感でしか無かったのかと、安心している自分がいた。
しかしながら、おそらく記憶喪失、が今日の段階で何も思い出せない事により、確定記憶喪失となってしまったので楽観はできない。
どうしたものかと考えていると、歳は十五、六くらいのかわいらしい少女が自分に何か飲み物を手渡してくれた。
どうやら二日酔いに効く薬のようなものであるらしい。
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