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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ これは、夢…? きっと夢なのだろうと自分で解釈し、目の前の光景を見る どうやら、今自分は幼稚園の遊具が集まっている広場にいるらしい。昔、毎日通っていた場所。 「優斗くんっ!」 そこへ、小さくて可愛らしい女の子がやってきた。 その子は…幼い頃の自分…? 胸に付けられたネームプレートには[葉月 柚]。 自分と同じ名前、どこか面影のある容姿…。 そんなことを考えていると、どこからか少年が駆けてきた。 「柚ちゃんっ!ごめんね、姉さんたちにまた手伝いさせられてて…」 ああ、そうだ。 この少年は森田優斗。私の一番の幼なじみ。 確か、四人姉弟で一人だけ男の子だから上の三人のお姉さんによくこき使われていた。
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