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龍介「麻薬を判別出来るのか!?」
レナ「多少はね…
種類によってはわからないものもあるけど、ニオイがするものはだいたい気づく…」
慎「近藤タケルとの因縁以来、麻薬のニオイに敏感になってるんだ…きっと…」
【……………】
全員が静かになった。
レナの過去に何があったのか…
レナが仲間とよぶ人たちは全員知ってる。
それは、レナが中学生の頃までさかのぼる。
レナはストーカー被害を受けていた。
そのストーカーこそが近藤タケル。
レナはたまたま帰りが遅くなってしまったときに近藤タケルに襲われたのだ。
ギリギリで何とか逃げ出したもののそのときに嗅いだニオイを忘れていなかった。
近藤タケルは麻薬の常習者。
そのニオイが焼きついて離れない。
だからレナは麻薬のニオイがわかるのだ。
それだけじゃない。
近藤タケルは警察に捕まったときにレナを刺そうと警察の静止を振り切った。
刺されそうになったレナを庇いレナの友人の一人がケガをし病院へ運ばれた。
自分を庇い仲間が傷ついただけでもレナは相当なショックを受けたが追いうちをかけたのは連行される直前、近藤タケルが言った言葉…
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