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「俺から逃げられると思うなよ…(黒笑)
また会おうね…レナちゃん♪
いつか必ず迎えに来るからね…」
その言葉だけを残して行った。
不気味な近藤の笑みを見てレナは確信した。
逃げられない…
また必ず来る…
それがレナの過去。
レナがかかえる痛み…
そんな過去を知ってるからこそ、慎もナミも仲間たちもレナがいるときには麻薬というキーワードを口にはしなかった。
しかし今回はレナの力が必要になる。
嫌なことを思い出させるのを承知で協力を頼んだのだ。
レナ「…私は大丈夫です。
私が不安に感じているのはそれじゃない…」
慎「…えっ?」
ナミ「だったら何を…?」
レナ「…居るんです…」
健作「居るって…誰がです?」
レナ「ターゲットとなるクラブには…
私の…私の大切な友人が…
アイツは私の過去も知ってる…
麻薬なんかに関わるはずがない…」
慎「だとしたら…
裏を知らないのかもな…」
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