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龍介「裏を知らない?
関わってるのは一部の人だけってことですか?」
ナミ「あるいは、関わってるのはクラブの従業員じゃないのかも…」
レナ「まさか、客だけが…?」
慎「その可能性もあるな…
いまだに何の証拠もつかめてないからな…
その辺も探るしかねぇだろ…」
こうして彼らの捜査が始まった。
依頼人のため…
そして…
大切な友人にかかる疑いをはらすために…
翌日、レナはとある家の前に立っていた。
家も庭も広くお金持ちの家のような風貌。
表札には“小田原”と書かれてかいる。
ガチャッ…
「…どうしたんだ?」
家の扉が開き若い男が顔を出した。
レナが電話で呼んだらしく特に驚いた様子もない。
ハチミツ色の髪で軽いストレート、長くも短くもない髪型はいわゆるアイドル風。
顔も整っていてイケメンだ。
しかし、彼は知る人ぞ知る不良高校生。
名前は小田原竜。
滅多に他人に心を開かない竜にとってレナは信頼できる数少ない友人だ。
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