「蛙の怪」

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気持ちが悪くなった… 気を失いそうだった… 真夜君…君は平気なのかぃ? 私が、真夜君をみると、彼は私に見せた事のない表情でにたり、と笑い、アレを見続けていた。   「(…真夜君がおかしくなってしまったのか?…ダメだ。私がしっかりしなくてはっ!)」 奴は蛙で我慢しているだけであって、感情が押さえ切れなくなったら…と言うか、蛙しか居ないから、それで、解消しているだけで、あり。 きっと我々が見つかったら、殺されてしまうだろう。真夜君を私が守らなくては… 扉の隙間から奴の姿を確認しようと、しっかり目を見開く。    「(ん?…暗い…な…)」 扉の向こうが真っ暗になってい…ひぃっ   「ガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ人だっ!人がいるっ!ぐきゃ!ぐぎゃぎゃ!遊ぼう遊ぼう、頭千切ってあぐぇるぅうぅうぅぅ」
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