「蛙の怪」

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そういって真夜君が私の元へ歩み寄る。   真夜君、ありがとう。 そして、これからも、こんな年寄りの私でいいなら…お茶会を開こう。 それは二人だけの小さな小さな幸せのお茶会。 これからも、友達でいておくれ?   「ぅ、うんいいけど、中々の詩人だね」  「…っあ。」 「あはは、また思った事言っちゃったのかな?」 にばりと笑う目の前にいる釣り目の少年につられて、私も笑い出した。 私はどうやらまた思っている事口にしていたようだ。               了?
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