幼少期ー最強の誕生ー

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そして現在、周りはさっきと変貌して慌ただしくなっている なんと魔方陣が反応しなかったのだ 反応しないということは魔力がないということになり、貴族の子供ならほとんどが捨てられる運命を辿るだろう (まさか‥魔力がない‥だと!) 親である、彼も怒りに拳が震えていた [おい、魔力がないぞ] まわりの人の眼はさっきとちがい毛嫌いするような目になっていた 魔力がないだけでこれだけ世界が変わるのだ 魔力がないなどこの世界では生きていくことは不可能 そして、貴族にこのような子どもが産まれたということは、前代未聞のニュースにもなってしまう、 家名に泥を塗ってしまうことなのだ さきほどまで声を掛けていた父親でさえ、こちらを毛嫌いする目でみていた レクシアには、もちろんこの意味がちゃんとわかっていた‥ 自分は捨てられるんだと
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