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死の森へ飛ばされた、レクシアは
やはり、魔物に追われていた
飛ばされた場所は、S級の危険度を持つ死の森
この世界には、C、B、A、S、SS、SSS、Zのランクに分けられている
一つランクが上がるだけで天と地の差がある
Zランクは初代ギルドマスターである闇使いしかいない
それよりその、闇使いが存在していたことすらわかっていないのだ
話は戻って
レクシアは森を必死に駆け抜けていた
[はぁ‥はぁ‥逃げなきゃ逃げなきゃ!]
昼頃なのに、この森は真黒で太陽の光などひとつも感じられなかった
やはり暗くて足下もマトモにみえず、だが生きるために全力ではしるレクシア
しかし、ここで運が尽き
[ハァハァ‥うわぁ!!]
そう、木の根に足を引っ掛けて転倒したのだ
転ぶと同時にに起きるがそのころには
魔物である目が赤いオオカミは目の前にいた
自分の頭上にいた、口からはあふれるばかりのヨダレ
レクシアは最後に目を瞑り
(僕は死ぬんだな‥)
と心につぶやいたあと
意識を手放した
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