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「じゃあルールとやり方の説明をします」
1, 頭に黒い帽子を装着し、帽子のてっぺんにある赤いボタンを理の父親の合図でおす。
2, ゲーム中に中断、退場は出来ない。
3, 意識だけゲームの世界に入る。
4, ゲームオーバーになったら意識が元の世界に戻る。
5, 痛みや音なども感じる。
6, プレイ状況などはゲームの世界に入ると左腕に時計型の機械が装着されていて、それで自分のHP,道具,武器,仲間の状況などを確認できる。
へえ…結構本格的だな
「ルールは分かりましたか?」
「なんとなく分かった」
有路君が頷く
「じゃあ皆さん、機械を装着してください」
理がそう言うと皆、黒い帽子を装着した。
その時僕は理にこっそり聞く
「メニューの開き方って他のゲームと同じなの?」
「はい、まあ操作説明書に書いてありますので後は頑張って下さい」
「わかった」
「じゃあいくぞ。3、2、1、スタート」
理の父親の合図で皆ボタンを押した。すると段々、意識がなくなってく…
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