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「……とりあえず何もないみたいだけど…」
先に部屋に入った僕は知磨に言う
「……何か音が聞こえないか?だZE☆」
…無理矢理語尾に付けなくてもいい気がするんだが……
確かに言われてみれば何か聞こえる
ブゥゥゥゥウン…
何かエンジンが動く音…
「知磨…気をつけて…」
ドッゴォォオン!!
僕がそういった瞬間隣の壁が破壊された
「何だ!?」
煙が晴れるとそこには一人の男がいた
「誰…?」
その言葉は激しいエンジン音によって掻き消された
「…………」
男は激しく振動する何かを持ってこっちにくる
「チェ…」
「「チェーンソーだぁぁぁあああ!!!」」
僕と知磨は一斉に駆け出した
チェーンソー男は追い掛けて来る
「何か武器ないの!?」
「あるわけないんだZE☆!!!」
「この状況でまだその言葉使うのかぁぁあああ!!!」
必死に走る走る走る
*************
「はぁ…はぁ…」
何とかまいたようだ
「助かったZE☆…」
「ん…おいあれ!」
僕は部屋の中で黒く光る物を発見した
「これは…サブマシンガンなんだZE☆」
近くにいた知磨がそれを取る
「二丁あるみたいだから一つくれよ」
僕がそういった瞬間…知磨は信じられない行動にでた
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