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「だ…誰がお前に渡すか!俺は生き残るんだ!!」
「お…おい」
「うわぁぁぁぁあ!!」
知磨は懐中電灯を投げ捨てサブマシンガンを二丁とも持って行ってしまった
「おい!!」
追い掛けようとするがすでに知磨はいなくなっていた
「…まじかよ」
懐中電灯を広いとりあえず知磨が走ってった方向に歩いていく
カラン…
しばらく歩いているとと足に何かが当たった
拾い上げるとそれは木の棒だった
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武器 1/5
檜木の棒
耐久力 10
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…おそらく最弱武器だろうが何も無いよりはましか
とりあえず装備して先に進む
しばらく歩くと阿修羅みたいな物が三つ並んでいた
「不気味だな…」
そういって通り過ぎようとした時、いきなり阿修羅が動きだし僕の前に立ち塞がった
「て…敵だったのか」
慌てて檜木の棒を構える
阿修羅も剣を構える
「…勝てるわけない…」
考えてくれ…こっちは木、向こうは真剣
どちらが強いでしょうか?
「うわぁ!」
答えは真剣!
僕の檜木の棒はあっさりと切り裂かれた
「うわぁぁぁぁあ!死にたくなーい!」
死の恐怖を感じた僕は頭を抱え丸くなった
阿修羅みたいな奴は三体で僕を囲んでいる
もう駄目だ…おしまいだ…
そう思った時誰かの声が聞こえた
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