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阿修羅を倒して落ち着いた僕はとりあえず有路君に近づく。
「有路君だっけ? 助けてくれてありがとう」
「別にいいよ。僕はただ刀を渡しただけだ」
「それにしても僕のペアの知磨を見たか?」
あいつは許せない、後で潰す。だが死んでて欲しいと願う
「見たよ。今まで一緒にいたけど罠にかかってはぐれてしまった」
生きていたか…
「くそっ、あいつ無事だったか。誰か知磨と一緒にいる人いる?」
「いるよ。拓真が………」
するとあのジャマイカ人の顔が思い浮かぶ
「あぁ、あのジャマイカ人見たいな奴か。なんか心配だな。知磨のしゃべり方がかっこいいとかいってるしな」
有路君は確かにそうだと言わんばかりの顔をする
「じゃあ一緒に行動しない? ここ、なんか凄い怖いし……」
ここからが本題だ、日本刀を手に入れたとはいえ僕はかなりのビビり、仲間が欲しいのだ
案の定有路君は頷いて僕らは二人で先に進みだした
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