金持ちのバカと貧乏な天才と何事も普通な僕

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用事を済ませた僕は家に帰った 何をしたかって? その辺ブラブラしてたら不良に絡まれかけて財布出したら財布に付けてたキーホルダーが偶然その不良が好きなやつで意気投合して何とか帰ってきただけだよ 「…今日は疲れたな」 今日はもう寝よう… ******** 次の日俺が通学路を歩いていると後ろから声をかけられた 「よっ!」 「ん…?」 後ろを向いたら巨大な壁が目の前に!? 「松本、おはよう」 「ん?ああ知磨か」 そこには中学校からの友達の横尾知磨がいた 「そういえば同じクラスだったっけ」 「忘れるなんて酷いZE☆」 「ごめんごめん」 それとなく謝りながら一緒に歩く 「今日から授業が本格的に始まるんだZE☆楽しみなんだZE☆」 知磨は笑いながら言う 「いい加減その語尾に『~ZE☆』って付けるのやめろよ」 そう…この男は語尾にいちいち『~ZE☆』という言葉を付けるのだ 「もう癖で直せないんだZE☆」 「…はぁ」 笑顔で言う知磨に思わずため息をつく 「もう着くZE☆」 「ああ…」 そうこうしているうちに天神高校に着いたようだ
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