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オリジナル
『……もうちょっと、近付いて見れるかな……?』
仕事の途中に立ち寄った草原。
そこで横になっていたのは意中の人。寝顔なんて滅多に見れるモノではない。
そっと、そっと。
起こさないように、ちょっと見るだけだから。
だから、今だけ、目を覚まさないで。
しかし、このあともう少し身体を乗り出したら、急に目を覚ました彼と目が合い思い切り飛びずさる結果に。
ところが飛びずさった先には木漏れ日を作っていた木が通せん坊。
憐れ、彼女は木の幹に盛大に後頭部をぶつけうずくまる事となる……。
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