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『うわー・・・』
僕は今校門の前に立っている。
なぜここに立っているのかと言うと・・・
-昨日-
ピピピピピッと僕のケータイの着信音がなった。
仕方なく携帯の通話ボタンを押して耳にあてる。
『もしm「ゆうくーん!!!元気だったかい!?病気とかにはなってないかい!?変なおじさんにはついて行ってないかい!?」
『・・・』
叔父さんからの電話だった。
「もしもーし!ゆうくん?聞いてるー?おーい!ゆうちゃーん!」
『・・・』
ポチッ
とりあえずうるさかったので電話を切ってみた。
ピピピピピッ
『・・・』
ピピピピピッ
『・・・はぁ』
ピッ
『m「ゆうくんなんで電話切っちゃったの!?叔父さん悲しくて泣きそうだよ!?泣いちゃうよ?いいの?」
『・・・叔父さんうるさい』
「ひどい・・・叔父さんゆうくんをそんな風に育てた覚えありません!プンプンッ!」
『・・・はぁ・・・何か用?』
「はっ!忘れてた!ゆうくんが冷たいから叔父さんすっかり忘れてたよー!」
『・・・』
「ゆうくんって最近高校生になったでしょ?だからね叔父さんゆうくんをね・・・」
『僕を・・・?』
「叔父さんの学園に招待しちゃおうと思いまーす!てか強制ねっ♪」
『・・・叔父さんの学校って・・・金持ち学校だよね?』
「あーお金は気にしなくていいから。ゆうくんは叔父さんの甥っ子だから学費やら寮費やらもう叔父さん全部免除しちゃう!」
『頭・・・よくないよ?』
「叔父さんがゆうくんにいつでも会いたいだけだからゆうくんはお馬鹿ちゃんでもいいの!とりあえず明日荷物まとめて学園まで来てねぇ~バイバ~イ!」
『あ・・・』
切られた・・・
でも免除されるなら別にいいかも・・・
確か全寮制の男子校って前叔父さんが言ってたよね?
・・・腐腐腐
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