平凡(ノーマル)

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しかしすぐに痛みは消えたのであまり気にしなかった。 神谷崎君は、顔立ちも良く短めの髪の毛を立たせていてかなりイケメンである。 「キャー神谷崎君カッコいいー☆」 と言う女の子達の小さな声がチラホラ。 やはり女の子の人気は高いようだ。 冬咲が 「あいつ良い奴そうだな♪」 と話し掛けてくる。 「まぁ悪い奴ではないのは確かだな」 「俺はあいつと仲良くなれそうだ」 と嬉しそうに話す冬咲。 ホームルームが終了し、今日の学校も終わり帰ろうとした時だった。 いつもは無口な奴、『闇阪 亜夜斗』が僕に喋りかけてくる。 「あいつはヤバイね、特に春口君との相性が格別だ、コレからが凄く楽しみだなぁ」 っと不気味な台詞を言い残し去っていく・・・。 「なんだったんだ!?」 まだこの時点では分からなかったが、後々その意味を痛感する事になるとは、思いもしなかった。
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