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とそこに
「『理解』物事の道理が分かること。他人の立場や気持ちをくみとること」
と聞き慣れた声がする。
ドアの方を見ると夏綺峰がいた。
「死体を見るのは初めてではないが、ロープ等を用いずに手で絞め殺されている死体は初めて見たのだよ」
と夏綺峰も淡々とした口調で話す。
「さっき神谷崎とすれ違ったが、何があったのだ?」
僕はその問いに
「賢い奴は消去だとよ」
とだけ答えた。
「ハハハでは俺もその対象という訳か・・・」
と何故か嬉しそうな夏綺峰。
こいつは平気なのか?
とその時だった、
松戸先生が慌てた様子で
「お前達何をしたんだ!!」
と怒鳴ってきた。
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