51人が本棚に入れています
本棚に追加
「お嬢様、最近は何かと忙しかったですし、今日のところは休まれては?」
むう、ワッチが疲れで幻覚か何かを見たと思っておるな。
「あの程度の政務でワッチが疲れようものか、そもそも幻覚ではなく確かに存在しておった」
「嬢ちゃんの言う通りだぜ執事、この世にはUFOやUMAのように説明のつかない事はたくさんある」
何か普通に話しに入って来たスミス。
まんま、ストラ○クウィッチーズとか出演してそうなプロペラ付きの足とどういう原理か分からぬが足とワンセットで空に浮かぶ腕しかないくせにワッチの部屋で喋っておる。
「お嬢様がそういうなら、お坊さんを呼んでお祓いでもしてもらいますよ」
嘆息まじりに喋る兼続を制し、ワッチは宣言する。
「その必要は無い、ワッチの手で魑魅魍魎を討ってみせるのじゃ」
最初のコメントを投稿しよう!