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薄れれゆく意識の中。
「いや、その通り」
って、聞き慣れない声が聞こえた気がした。
「にゃっ!妖きゃい!!」
「何奴じゃ!!」
「クハハハ、気に入ったぞ娘」
「ぬわぁぁぁぁあ!!」
「お嬢様っ!!」
俺の未来の嫁さん(予定は未定)謙信ちゅわんのピンチに俺、復活のイ○オン。
若い子にネタが伝わるか心配しつつ、辺りを見回すと謙信を攫おうとしてるピノッキオな鼻に赤い顔の妖怪を発見。
間違いなく天狗だ。
一度は鎮西で倒し、甲斐の国で再戦した河童といい、どうにも妖怪に縁があるらしい。
「クソ汚い手を話せ、下ネタ妖怪め!!」
ビッと指差し、宣戦布告。
こめかみをピクピクさせる天狗は謙信を放し、俺に襲い掛かって来やがった。
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