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どうやら、封印していた右手の力を解放する時がきたようだな。
地獄武将し~んげ~と呼ばれる事を夢見る俺が構えた瞬間。
「此処は慌てないで一休みしてて下さい」
とか言って、数珠を握ったゴリ一休さんが立ち塞がった。
「食らえ!!南無サンダァァァァァァア」
ゴリ一休さんから放たれ雷が直撃したにも関わらず、突進して来る下ネタ妖怪。
一瞬だった。
下ネタ妖怪のデンプシーロールが入ったかと思うとゴリ一休さんは声を挙げる間も無く地に伏した。
「不阿休さん!!」
驚きの声を挙げる兼続を余所に下ネタ天狗は高笑い。
「我が必殺の電膚死ー髏ー婁は如何かな?」
「ゴリ一休さんの仇だっ!!喰らえ九尾狐の手」
鬼の手は大人の事情で出せません。
「ぬぁぁぁあ!!肉球が柔らかい」
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