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まずい、流石にこれ以上のダメージは俺の毛根にも危機が迫るかも知れねえ。
真剣白刃取りの要領で鼻を掴み、天狗を地面に叩きつける。
暫く悶絶してたかと思いきや立ち上がり、殺気ムンムンで睨む天狗。
「痛かったぞ、今のは痛かったぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「テメエはフリ○ザ様か」
的確なツッコミを入れつつも、冷静沈着に奴の弱点を分析。
特に無さそうだと判断したのでバトル続行じゃボゲェ!!
「バタバタと何をやってスか?」
「あっ、慶次じゃないですか」
殴り合う寸前の所で拳を止め、声の方を振り向くと半裸の慶次が立っていた。
筋トレでもしてたか、若干汗ばんでやがる。
「あっあぁ」
何か知らねえが苦しそうな声を出す天狗。
……鼻が縮んでねえか?
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