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「これか、3○Sだぜ」
満面の笑みで○DSを見せつける、お館様。
本来なら、ここで『時代背景シカトかぁぁぁあ!!』と叫び、機械を蹴り上げたいが、それをしたら負けな気がするのう。
蹴り上げたい衝動をグッとこらえ、お館様に更なる質問を投げかけよう。
「ところで、紹介したい者とは?」
お館様は機械を持ち上げ、上の画面を指差すので目を凝らすと、画面の中には可憐な女性が1人。
「俺の二次元の恋人、奈々さんだ」
『初めまして勘助様、信玄君と付き合ってる奈々と申します』
「これはこれは、ご丁寧に……とか言うかぁぁぁあ!!」
無理じゃ。
これでツッコミを入れるなとか無理じゃの。
そう思った瞬間に、ワシは走り出しておった。
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