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ジャイアンが今まで
共に過ごしてきた
のび太のそれとは
大きく違っていたからだ
のび太のそれは
まさしく知る人ぞ知る
グラップラー刃牙でしか
表現することができない
とてもじゃないが
健全な子供達が
目にしてよい姿では
なかった
おそらくごく一般的な
子供がこの姿をみたら
お母さーん
あそこに人を超えた
俺の望む最高の頂が
いるよ~~(泣)
といいながら
自分のお母さんに
バックドロップを
決めてしまうに
違いない…
だがしかしさすがの
ジャイアン…
彼は決して動じず
そばにあった
石で己の頭を
猛打していた
のび太:
ふしゅー…
すっかり遅くなって
悪かったな。
こっちにくる途中
12回ほど世界の
猛者共と殺りあって
きてな…全く…ふしゅー
返り血がとれやしねえや
ドライモン!タオル
ジャイアン:
夢だっ!!これは夢だ!!
ドライモン:
たく…しょうがない
やつだな…ほらよ!
のび太:
サンキュー………!?
ドライモン:
油断してんじゃねぇ!!
くらえ48口径マグナム
ドンドンドンドン!!
そう言い放つと
ドライモンはポケットに
隠し持っていた
48口径マグナムで
のび太の体に弾丸を
六発撃ち込んだ
ジャイアン:
の…のび太ぁあ!!
ジャイアンが
悲鳴をあげた…
のび太の身体が
地面へとゆっくり
倒れていく
ドライモンは
高笑いし笑いすぎて
引き笑いになり
そして過呼吸になり
息を引き取る
誰もがのび太の死を
思ったそのとき!!
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