第5話

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ジャイアンが今まで 共に過ごしてきた のび太のそれとは 大きく違っていたからだ のび太のそれは まさしく知る人ぞ知る グラップラー刃牙でしか 表現することができない とてもじゃないが 健全な子供達が 目にしてよい姿では なかった おそらくごく一般的な 子供がこの姿をみたら お母さーん あそこに人を超えた 俺の望む最高の頂が いるよ~~(泣) といいながら 自分のお母さんに バックドロップを 決めてしまうに 違いない… だがしかしさすがの ジャイアン… 彼は決して動じず そばにあった 石で己の頭を 猛打していた のび太: ふしゅー… すっかり遅くなって 悪かったな。 こっちにくる途中 12回ほど世界の 猛者共と殺りあって きてな…全く…ふしゅー 返り血がとれやしねえや ドライモン!タオル ジャイアン: 夢だっ!!これは夢だ!! ドライモン: たく…しょうがない やつだな…ほらよ! のび太: サンキュー………!? ドライモン: 油断してんじゃねぇ!! くらえ48口径マグナム ドンドンドンドン!! そう言い放つと ドライモンはポケットに 隠し持っていた 48口径マグナムで のび太の体に弾丸を 六発撃ち込んだ ジャイアン: の…のび太ぁあ!! ジャイアンが 悲鳴をあげた… のび太の身体が 地面へとゆっくり 倒れていく ドライモンは 高笑いし笑いすぎて 引き笑いになり そして過呼吸になり 息を引き取る 誰もがのび太の死を 思ったそのとき!!
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