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『再婚っ!?』
私の驚きの声が小笠原家に響き渡る。
「そうなのっ!お家は環さんの家になるから荷物纏めておいてね!」
少し照れながら話しているのは私の母親の真佐子だ。
『ちょっ、ちょっと待ってよっ!?荷物纏めてって…いつあっちに引っ越すの!?』テーブルをバンッと鳴らし勢い良く立ち上がり母に聞くとウフフっと笑いながら口を開いた。
「明日よ♪」
え?
あっ…明日って…明日って言った!?
え?嘘…あ…し…た
『明日ぁあぁぁあぁ!!!?』
また私の驚きの声が小笠原家に響き渡った。
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