63人が本棚に入れています
本棚に追加
季節は秋。
11月も半ばで、木の葉が色づき始めていた。
告白するか!? と一時意気込んでいたが、
そこはやはりさすが俺…という事で、何も進展していなかった。
そんな秋晴れの朝、事故が起こる。
信号待ちで、たまにホーム以外の線路上で停車することがある。
今日もちょうど、停車していた。
彼女は座り、俺は斜め前の吊革に掴まって立つ。
彼女の真後ろとその左右合わせて3枚、窓が半分だけ開けられていた。
彼女を近くに意識しつつ、窓の外を眺めていた、その時…っ
最初のコメントを投稿しよう!