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次の休み時間に、流にだけ一部始終を話した。
彼女がらみの話なので、他のヤツ(梨香も含めて)には話す気はない。
「危なかったな、そんな事ってあるんだな?ってかよく行動に移せたなー!」
「あぁ、俺も今考えると信じられない。たまたま俺の目の前で倒れ出すのを見てたから、ギリギリ動けたんだと思う。」
「…で、彼女とは?」
事故の話を真剣にしてたかと思うと、急に笑顔で彼女とのやり取り話を始めた。
彼女との事は、かいつまんで簡単にしか言ってない。
かいつまなくても、端から見れば2~3分の出来事で、特にドラマチックな雰囲気ではないから、報告する内容も薄く少ない。
俺の感情を無視したら…だけど。
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