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昼間とあって、乗ってくる人もそんなにいない。
が、そのうちの一人のおばさんが俺の列の僅かな隙間に突進してきて、無理やり座り込んだ。
自然と横に詰め出す乗客。
俺も同じく詰める。
そして彼女との隙間が埋まった。
袖と袖が触れ合う。
バクバクしてる心臓!
…ふと、狭くなって邪魔だろうと、組んでた腕を下ろした。
と同時に同じ理由のためだろう、読んでた本をカバンに入れた彼女と俺の腕が直に触れ合った。
!!!!!
一瞬の出来事。
こんな他愛もない事にドキドキしまくり、赤い顔がバレませんようにとまた俯いて寝たフリ。。。
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