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「おお……、か、かっこいいなぁ…」
俺は素直に思った。
「そうだろう」
親父は自慢気に言った。
たぶん、腕を組んで喜んでるだろう。
そんな親父に俺は
「親父、ありがとうな」
お礼を言った。
「あ、ああ…」
親父は突然のお礼に戸惑ってる。
俺は親父をあんまり好きではないけど、お礼はちゃんと言わなきゃな。
「う、うむ!お礼をどうもだ」
若干、口調が変だな。
まあ、親父の事はおいといて、まずは…
「あの狼を倒さなきゃな!」
俺は狼と対峙する。
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