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というか、この狼、どんだけしつこいんだよ。
ここまで来ると尊敬するな。
とりあえず、この剣でさっさと倒すか。
「来いよ、ストーカー狼!」
『グルァァ!』
狼は助走をつけて襲いかかってきた。
「うっし!」
俺は剣を適当に構える。
ほとんど素人だからな、これでいいや。
「おいしょ!」
狼に向かって上段に大きく振り下ろす。
だが、避けられる。
「げっ!」
体を後ろにそらして避ける。
ほとんどマトリ○クスみたいだな。
『グルル…』
「うーん、うまくいかないな。なら、もう一丁!」
今度はこっちが仕掛ける。
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